むかうところ

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
ボクには
雨が降ったら 草木が育つと喜ぶ余裕があるだろうか?
風が吹いたら 空気が澄むと喜ぶ余裕があるだろうか?
自分の至らなさを寒さや暑さの理由にしたりしていないだろうか?
会っていなくても、
話せない時間が続いても、
ボクはあの人を気にしているし、
あの人だってボクを気にしていると思っている。
しんどいけれど、つらくはない。
きびしいけれど、かなしくはない。
また一つ自分が成長した気がしている。
今日まであきらめなくて良かったなって思えたりする。
自分のためにと思うこともあるかも知れない。
でも、こんな自分に役目を与えてくれたこの世界に
『ありがとう』が言いたくて勉強させてもらっている。
せめてもの気持ちで
自分ができることがあるのだろう。
あなたは人のために何ができる人ですか?
ボクは人のために何ができていますか?
教わればきっと変えられる。
知ることが増えれば
見ていることから
考えが変わる。
また一つ正しさに近づいていく。
どんな些細なことでも構わない。
鉛筆を削ることができただけでも、
お釣りがわかるようになっただけでも、
宿題が一人で終われるようにになっただけでも、
この子の自信になってくれればそれでいい。
先生の意地なのかもしれないな。。。
でも、それでも構わない。
ボクにだって自信が少しあるんだな。
そんなこと、みんなの前では言わないけれど。
今日だってあの人がボクのことを思ってくれている気がするんだ。
だから、今日も頑張ろう。
ピシッとしたシャツを着よう。
誰もいないところでニコニコしている。
そんな自分でいられることにバンザイ!
『雨にも負けず』
宮沢賢治
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい