大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

5回目の誕生日。


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皆様のおかげでsubacoは5回目の誕生日を迎えることができました。

一番辛く感じたことはなんだろう?
パートナーとして始めた友人が突然、姿を消したこと。
アプローチ中に児童に怪我を負わせてしまったこと。

一番幸せだと感じたことはなんだろう?
Kさんのお母さんが 『いつもこの子を怒ってばっかりだけど、この子の母親で良かったと思います。』と
私たち職員にsubaco scoop!で話して下さったこと。

他用の為、記念写真に入れなかった宮本、青木・横尾・増田、そして堀口さん。
私たちの時間にとって、たくさんの仲間が集まっています。

離職者がいないsubacoではないし、
解約者様がいないsubacoではないけれど、
皆様にご不便な思い、失礼を被りながらもsubacoは成長させて頂いています。

本当に皆様のおかげで進んできました。

しかしながら、皆様とは誰のことでしょうか?
私たちとは誰のことでしょうか?

『みんな』に自分は入らないと思うのです。
『みんな』の中に自分を押し込むと、
苦しく感じることが増えるのではないでしょうか。

自分は人の為になることをしているつもりですが、
自分を『みんな』に含めれば、自分の行ったことを喜ぶ人の数の多さが
価値の程度や質だと理解してしまうような気がしています。

自分に自信のない状態ならば、自分を褒めてくれる人が優しい人だと思えます。
でも、褒めてくれる人のおかげで自分の自信が高まればどうでしょう。
自分が過ちを犯してしまった時にその人はなおも褒めてくれるのかもしれません。

本当は、自分のことを『違うと思うよ!』と反対してくれる人の存在も大切なのではないでしょうか。

うまくいけば、嬉しいけれど、
うまくいくことが続けば、失敗することが恐くなります。

うまくいけば、正解がみつかるけれど、
うまくいくことが続けば、解き方を見つけたように感じてしまいます。

その解き方に自分が縛られて、少しずつ考えて臨まなくなり、
よく見ず、
よく聞かず、
考え方を選ばず、
合わない方法でアプローチしてしまい、失敗するのでしょう。

6期目を迎えさせて戴いたことに感謝させて頂いても、
それを喜んで下さらない方がおられると感じております。

地位や名誉を手に入れれば、
益々、正直に反対の意見を伝えて下さる方の存在も減るのでしょう。

否定されることが嫌で立派になりたいなんて思わない。

ハンデを有する人に光があたれば、もっと世界は豊かになると信じてる。
この社会が悪いものだなんて思っていない。
嫌いとも感じていない。
好きだから意見できるんだ。 本当の友達みたいにね。

だから、この友達に僕たちを信じてもらえるように。
僕たちの意見を受け入れてもらえるように。

さぁ、今日も『できた!』を集めるんだ。

いつかこの世の辞書から『障害者』っていう呼び方を消してやるぞ。
『要援助者』って書き直してくれよな。
ボクらはできるんだ。

ボクなりに!

『うみ』

うみはひろいな おおきいな
つきがのぼるし ひがしずむ
うみはおおなみ あおいなみ
ゆれてどこまで つづくやら
うみにおふねを うかばせて
いってみたいな よそのくに