大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

もう一回、もう一回


 

このおもちゃ、知ってる?
すっごく面白いんだよ!

スイッチで大人気、私はずっと遊んでたいの。

「貸して」「変わって」って言われるけど、
もうちょっとだけ、あと一回、ここまでできたら、、、やっぱりもう一回、
だって面白んだもん!

 

 

「パープレクサス」というこの教具、
傾けたり回したりしながら重力を上手く利用し中に入っている玉を
1、2、3……と順番にクリアしながらゴールに導くsubaco switchでとても人気のある教具です。

一人で遊んでいるなら集中力があるとも言えますが、
状況に合わせて行動を切り替えることに難しさをもつ子どもたちがいます。

「楽しい」「面白い」といった行動や思考でいっぱいのとき、別の行動や思考を選択した方が良い状況であっても、「楽しい」「面白い」を選択し続けてしまうのです。

この思考の切り替えは脳の前頭前野という部分の働きですが、subaco switchではこんなお仕事をしています。

 

 
「玉が落ちてしまったらお友達に交代」

約束を決めていても、もう一回、もう一回、、、

 
「じゃあ、一回で交代できたら、次の番では2回できるよ」

 
「え~、2回じゃやだ。」
 

「3回だったらどう?」

 

こんな約束をしてはじめてみると、、、

「あ、落ちちゃった。」
 

交代したらどんないいことがあるんだったかな?

「はい、どうぞ。交代。だって次は3回もできるんだよ。」

 

3回できて、代わってもらえたお友達からも「ありがとう」

 先生からも「できた!」って。


 
今よりも少し先にいいことがあるってわかったね。


 さあ!次は待ちに待った私の番!!

 出すぞ、新記録!!

 

subaco switch谷町 越山侑季

 

 

 

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