大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

ボクのホットスポット。


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ねぇ、ねぇ、知ってる?
お酒はパパで、
ケーキはママ。
コーヒーはおばぁちゃんで、
青汁はおじいちゃん。
チョコレートのキャンディーなら、、、 それボクだよ。

みんな、それぞれ違うんだ。
でも、一人一人に一つ一つってことは同じで、
これってなんて言うか知ってる?
ボク知ってるよ。
性格っていうんでしょ?
違うかな?

今日、ボクはsubaco switchで練習したんだ。
お空が曇りになって不安になるのは誰だろうって考える練習。

鳥さんかな?
お空が曇れば、雨さんが降るかもしれない。
雨さんが降れば鳥さんは羽が濡れて、体が重くなって飛ぶのに困るだろう。。。
だから、そうだ!
きっと鳥さんだよ!
よし、じゃぁ、鳥さんになったつもりでごっこ遊びでもしてみよう。

先生は雨さんの役ね。
ボクは鳥さんの役さ。

「雨さんだぞー!もうすぐ雨さんの登場だぞぉー!」雨さん
「きゃー!濡れたらやだよー!かくれよーっと。」鳥さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「もーいーんですけどー」鳥さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「長いんですけどー」鳥さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「あのー長すぎるんですけどー」鳥さん
「明日の朝まで雨さん止まないんだよー」雨さん
「えー!鳥さん大変だー!」鳥さん

だったら、曇りになれば鳥さんはどうしたらいいんだろう?
雨さんの先生が曇りになったらゲームやっていいってさ。
え!ほんとうに?
さぁ、雨さんごっこのはじまり、はじまり、、、

「雨さんだぞー!もうすぐ雨さんの登場だぞぉー!」雨さん
「やったー!ゲームができるぞー!」
「ジャー、ジャー!」雨さん
「ジャー、ジャー!」雨さん
「あのー、雨降ってるんですけどー」雨さん
「朝まで降っててもいーよー!」鳥さん
「さっきの鳥さんとは大違いだねー!」雨さん
「へっへっへ!」鳥さん

我慢が苦手な子どもたちがいます。
じっと体やお口を止めていることが苦手な子どもたちです。
そのような子どもたちが、
曇り空に気づくことが出来るようになれば、
我慢という雨が降る中での、少し先の自分の行動を変えることができるかも知れません。

テレビゲームばかりも良くありませんが、
嫌いなもの・苦手な出来事を乗り越える自分なりの工夫は大切だと思います。

子どもが冷静を保つことの難しいホットスポットを「自分の性格」という地図から見つけ出す。

そのスポットを見つけたならば、近づかずに遠回りしてゴールに向かう方法も考えられるかもしれませんし、
どうしても近づかなければいけない場合は、自分を抑える道具を備えましょう。
傷ついた心を癒す必要が起きる前に、
社会という世界で自分の光が弱まる前に。

お父さん、今日は麦茶で晩酌を・・・
お母さん、食後の後はジョギングを・・・。

自分に鞭を打つのは自分、
それが大人と子どもの違いということでしょうか・・・。

It’s been a hard day’s night, and I’ve been working like a dog
It’s been a hard day’s night, I should be sleeping like a log
But when I get home to you I find the things that you do
Will make me feel alright You know I feel alright

A Hard Day’s Night   The Beatles